スパイ教室ジビアの過去や強さは?窃盗や詐術の擦替についても

スパイ教室に登場する「百鬼」のジビア

戦闘能力に秀で、リリィとペアで行動するシーンも多く、実際どの程度強いのか気になるところ。

落ちこぼれになる原因となった過去や特技の窃盗、使用してる銃や詐術として覚えた擦替の技術についても注目です。

今回はジビアの過去や強さについて詳しく解説してみました!

スパイ教室のジビアとは?

ジビアは「灯」のメンバーで、ショートカットの白髪が目印な17歳の少女。

CVは声優の東山奈央さんが担当されています。

※参照:スパイ教室キャラクターのプロフィール一覧!身長や誕生日人気ランキングについても

https://twitter.com/spyroom_anime/status/1585949502074126336

身長は158cmで誕生日は12月9日。

コードネームは「百鬼(ひゃっき)」で、キャッチフレーズ「攫い叩く時間にしてやんよ」の通り、主に戦闘面で活躍しています。

外見は「獣のような引き締まった体躯」と「鋭い目つき」をしている、「灯」きっての武闘派と言える存在です。

同じ前線で活躍するリリィとは名(迷?)コンビ。

※参照:【スパイ教室】リリィの過去や百合要素について解説。強さや毒・失楽園についても

ガサツで早食いが癖。口が悪く、頭を使うのが苦手なのが欠点。

6巻ではクラウスとペアでダンスをするシーンが描かれてますが、クラウスの下手な指示のため下手な踊りをする羽目に陥っています。

一方、短編集1巻(原作1巻と2巻の間)では「戸籍上」クラウスと結婚していたことが明かされており、他メンバーとのラブコメが描かれてましたね。

※参照:スパイ教室の恋愛要素はある?モニカやグレーテが好きな人は誰?

これ以外では、姐御肌で正義感が強い一面を持っており、ジビア本人も「灯」メンバーの「お姉ちゃん」になろうと思っています。

ジビア自身も長女として産まれており、弟と妹がいました。

しかし2人とも殺されているのです…。

一体何があったのか。ジビアの過去について見ていきましょう。

ジビアの過去:ギャングの娘として産まれ弟と妹が殺される

ジビアは「人食い」というギャングの首領の娘として産まれました。

父親の『虚(うつろ)』は子供たちへの愛情を一切持っていない男で、「奪うことをのみを教える」という教育をジビアを含めた子供たちに施します。

ジビアは幼い頃から犯罪の手伝いをさせられていましたが、弟と妹を守るために父親を警察に密告。

ギャングの世界から抜け出すことに成功します。

この時ジビアは9歳で、弟や妹と共に孤児院へ入ることとなり、やがてスパイ養成学校からスカウトを受けるのです。

弟と妹を守り、そして自分たちを引き取ってくれた孤児院の恩返しをするためお金を稼ぐため、ジビアは養成学校へ入るのでした。

この時、ジビアは弟や妹には「田舎の探偵事務所に就職する」と言ったそうです。

「スパイ」という職業柄か、家族には自分の仕事内容は言ってはいけない決まりになっているのでしょう。

しかしその4年後、弟と妹が殺されてしまいます

犯人はジビアの父親が首領を務める「人食い」の敵対勢力でした。

これを知ったジビアは荒れてしまい、養成学校で暴力事件を起こすなど問題行動を連発。

もともと学科試験が得意でなかったこともあり、落ちこぼれ扱いを受けてしまいます。

退学寸前まで追い込まれていたジビアですが、そんな彼女をクラウスは「灯」にスカウトします。

こうして「灯」のメンバーになったジビア。

給料は全額孤児院へ寄付していたようです。

2巻では、同じ孤児院出身の政治家・ウーヴェと意気投合するシーンも描かれました。

荒れていた時期があった中でも、スパイを志した原点は忘れていなかったのでしょうね。

ジビアの強さについて

ここからはジビアの強さについて解説していきます。

特技の窃盗や、詐術の擦替についても必見です!

武闘派の特攻隊長:その実力はクラウスと共闘できるほど

ジビアの強さで目を惹くのは、何と言ってもその身体能力の高さ

灯の「特攻隊長」として、リリィ、モニカと共に実行班の一員として最前線で活躍しています。

ジビアは頭を使った戦いが苦手なので「誰が最強か」という点ではモニカに一歩劣りますが、肉弾戦に特化した場合はジビアが最強だと言えそうです。

5巻では「鳳」のメンバーで、養成学校を2位の成績で卒業したビックスを退散させることに成功。

8巻ではフェンド連邦の諜報機関CIMの最大防諜部隊「ヴァナジン」のボス・メレディスと戦い、サラの動物であるネズミの力を借りつつも何とか勝利しています。

また6巻では、ジビアは肉弾戦においては「世界最強」を自称するクラウスと息を合わせて戦えるだけの下地があると描写されていました。

※参照:スパイ教室クラウスの過去が気になる!焔やギードが裏切った理由も解説

物語が進むにつれ、ジビアはますます強くなっていると言えそうですね。

特技の窃盗の本質:相手の思考を途切れさせる

ジビアの強さを語る上では、特技である「窃盗」も見逃せません。

戦闘中に相手の持ち物をいつの間にか盗み、「もう盗んだ」という決め台詞を言うシーンは格好いいですね。

また1巻では、陽炎パレスの浴室の鍵をクラウスから盗み、「灯」のメンバーが入浴中のクラウスを襲うというコミカルな場面も描かれてました。(失敗してましたが…)

こうしたジビアの窃盗スキルですが、その本質は「相手の思考を途切れさせる」ことにありました。

この力はギャングの父親から受け継いだらしく、相手を気付かれずに攻撃することも可能。

過去のこともあり、ジビアとしては自分がこうした力を持っている事実は不本意でもあるようですが…

ただ使い方次第では殺しもお手の物だと言え、5巻のビックス戦でその詳細が明かされています。

ジビアの銃:ルパン三世も使用した「ワルサーP38」

窃盗を特技とするジビアですが、銃を持って闘う場面も登場します。

ジビアが使っている銃ワルサーP38がモデルとされています。

このワルサーP38、あのルパン三世が使った銃としても知られています

同じ「窃盗」繋がりでこういう設定に繋がったのでしょうね。

ちなみにアニメのOPでは、ジビアはサラから銃を奪って発射する場面が描かれますが、この時ジビアが奪ったのはワルサーPPKというもの。

この銃はサラの他に、リリィ、アネット、ティアも利用しています。

「灯」のメンバーが使用してる銃は小型のものが多く、少女たちにも使いやすいのでしょうね。

詐術として擦替(すりかえ)を習得する

また、5巻では「灯」のメンバーが「詐術」習得のための特訓を行うシーンも描かれています。

詐術とは「自身が最も得意とするものを掛け合わせることで絶対的な武器として使える技」で、「鳳」のリーダー・ヴィント曰く「養成学校で習う最後の奥義」とのこと。

「灯」のメンバーは詐術を習得していなかったものの、6巻以降から少しずつ習得していきます。

そしてジビアが習得した詐術は「擦替(すりかえ)」でした。

これは上記の「相手の思考を途切れさせる」力を活かしたスキルで、相手の所有物を別の物と差し替えること。

8巻のメレディス戦において、ジビアはメレディスに液体をかけ、これを毒と判断したメレディスが解毒剤を飲もうとした習得「擦替」を発動。

解毒剤を毒と差し替え、メレディスに毒を飲ませる形で勝利しています。

ジビアは物語が進むにつれより強くなっているので、今後どのような戦い方を見せてくるのかが楽しみですね。

まとめ

スパイ教室のジビアについて、その過去や強さも含め解説しました。

まとめると、以下のようになります。

ジビアはギャングの娘として産まれたが、家から逃げたすため父親を警察に密告した。
一緒に孤児院へ入った弟と妹を殺された過去を持ち、荒れてしまい落ちこぼれた。
肉弾戦に特化すれば強さは「灯」最強だが、頭を使った戦いが苦手な側面も。
父親から受け継いだ「相手の思考を途切れさせる」力を活かした「窃盗」が特技。
銃はルパン三世も愛用するワルサーP38を使用。「窃盗」繋がりで設定された可能性も。

ジビアの強さは物語が進むにつれより磨きがかかっており、8巻では「擦替」という詐術を駆使して敵を倒しています。

ガサツで口が悪い一面を持ったキャラですが、一方で給料を孤児院に寄付するなど人情が熱い側面も。

個人的にも好きなキャラなので、今後もジビアパート増えて欲しいな〜と思いますね。

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