スパイ教室クラウスの正体や過去を解説!焔やギードが裏切った理由も

スパイ教室の主人公・クラウスですが、どのような過去の持ち主なのでしょうか?

師匠であるギードとの関係や、彼がなぜ焔を裏切ったのかも気になるところ。

8巻で初登場した暁闇計画(ノスタルジアプロジェクト)も目が離せません。

今回はクラウスの過去やギードとの出会い、焔やギード裏切りの背景にある暁闇計画について解説していきます!

スパイ教室の主人公・クラウスとは?

クラウスは「灯」のボスで、少女たちを率いている20歳の美麗な男。

誕生日は7月11日で「燎火」がコードネーム。口癖は「極上だ」。

CVは声優の梅原裕一郎さんが担当されています。

※参照:スパイ教室キャラクターのプロフィール一覧!身長や誕生日人気ランキングについても

https://twitter.com/spy_tomoshibi/status/1633301822566969345

作者の竹町先生によると、「スパイ教室」の主人公はクラウスとのこと。

「灯」のリーダーであるリリィはサブ主人公の扱いですが、若干クラウスに寄せて書かれてるとのこと。

スパイとしての実力は確かで、クラウス本人も「世界最強」を自称する程ですが、あらゆる物事を感覚でこなせるためか指導力は低め。

とはいえ「灯」メンバーからは信頼されており、中でもグレーテからは好意を寄せられています。

※参照:スパイ教室の恋愛要素について解説。モニカやグレーテが好きな人は誰?

クラウスの過去

続いて、クラウスの過去について見ていきましょう!

孤児から焔のメンバーに

クラウスはもともと貧しい地域で暮らす孤児で、頼るべき家族もいない状態でした。

同じ孤児のグループからも避けられており、孤独な日々を送っていた経緯があります。

そんな中、焔のメンバーで師匠でもある「炬光」ギードに拾われ、一流のスパイへと育てられることに。

ギードは明るい髪と中年めいた髭が特徴な30代前後の男性で、原作では「四肢の長い虫のような男」と描写されています。

アニメでは声優の三木眞一郎さんが演じられてますね。

ギードはこの時、孤児の少年に「クラウス」という名前を与え、彼は貧困街を抜け出し陽炎パレスで暮らすことになります。

そしてクラウスはギードを師匠とし、スパイとしての技術を叩き込まれることとなります。

やがてクラウスはギードが所属する焔の一員となり、「世界最強」を自称する程の実力を習得するに至ります。

格闘術でギードに勝つことはなかったものの、交渉や変装などの分野は感覚で習得するほど、その技量は「世界最強」を自称するだけの程はあったようです。

焔時代のクラウスは、ギードだけでなく他のメンバーとの関係も良好でした。

特に焔のボスである「紅炉」フェロニカからは道徳を教わっており、クラウスはフェロニカを母親のようだと思っていたようです。

https://twitter.com/spy_tomoshibi/status/1595734029495832576

焔の他メンバーであるゲルデ(炮烙)、ルーカス(媒煙)、ヴィレ(灼骨)、ハイジ(煽惑)との関係も良好。

クラウスにとっての焔は家族のような存在だったのです。

焔の壊滅:クラウスと師匠ギードは生き残る

しかし焔は、ガルガド帝国の研究施設侵入ミッションの実施時に壊滅してしまいます。

焔を壊滅させたのはガルガド帝国のスパイチーム「でした。

クラウスはこの時、別任務で現場にいなかったため難を逃れることが出来ます。

しかし残りのメンバーは全て亡くなってしまいます。

…と言われていましたが、実はこの時生き残ったのはクラウスだけではありません。

ギードも生き残っていました。

実はギードは「焔」を裏切り「蛇」に付いていたのです。

コードネームも焔の「炬光」から蛇の「蒼蝿(あおばえ)」へと変更していました。

この時、ギードは「焔」のメンバーであるゲルデを殺害しています。

残りのメンバーであるルーカスとヴィレは蛇の「藍蝗(あいいなご)」に、ハイジは「黒蟷螂(くろかまきり)」によって殺されてしまいました。

リーダーの紅炉も「紫蟻(むらさきあり)」によって殺されてしまいますが、後に紅炉の力を継承したティアの働きによって紫蟻は捕らえられています。

では何故ギードは「焔」を裏切ったのか。

それは「暁闇計画(ノスタルジア・プロジェクト)」を阻止するためでした。

そのため、同じく暁闇計画を阻止しようとしている「蛇」へ加わったのです。

※参照:【スパイ教室】蛇のメンバーや死亡キャラは誰?暁闇計画(ノスタルジアプロジェクト)も考察

ギードが焔を裏切った理由:暁闇計画の阻止

「暁闇計画(ノスタルジア・プロジェクト)」が登場するのは8巻の終盤で、その全貌は明らかにはなっていません。

この計画は来たるべき第二次世界大戦に備えるもので、作中では「世界の絶望に深く関わる計画」「極罪」とも呼ばれています。

世界のトップなど限られた人にしか知られておらず、スパイでも把握しているのは一部であるようです。

「焔」メンバーで暁闇計画を把握していたのはギード、ゲルデ、そして紅炉ことフェロニカの3人のみでした。

紅炉は暁闇計画を実現するために「神樹の墓守(ケルビム)」という組織を結成します。

神樹の墓守の詳細は8巻時点では分かっておらず、今後の展開が楽しみですね。

一方のギードは計画に反対の立場。

老婆のゲルデも、もし若ければ紅炉と敵対してでも計画を阻止したと述べています。

結果としてギードは「焔」を壊滅をさせてまでも計画を阻止しようとし、焔を裏切り蛇へと付いたのです。

暁闇計画の詳細は8巻時点では不明ですが、メンバーを殺してでも阻止したい程重大なものだったのでしょう。

もし「灯」が暁闇計画を知れば、メンバーの間で亀裂が入るのか。

特に紅炉の意思を受け継ぐティアがどのような反応を見せるのか…

この点も気になるところです。

余談ですが、スパイ教室の時代設定は第一次世界大戦が終結して10年後の世界だと考えられます。

作品の世界観を考察してみることで、作中における「第二次世界大戦」の扱いや今後の展開が考察できるかもしれないですね。

※参照:スパイ教室の世界観や時代設定とは?ディン共和国やガルガド帝国の元ネタも考察

ギードの最後:クラウスに破れ白蜘蛛に射殺される

一方のクラウスは、「焔」壊滅の背後にギードがいたのでは?と考えていました。

クラウスは陽炎パレスでギードの盗聴器を発見します。

そして「焔」が果たせなかった不可能任務である研究施設潜入ミッションに挑むべく、養成学校の落ちこぼれの少女たちを集め「」を結成するのでした。

特訓の末、クラウスは「灯」と共に潜入ミッションを達成。

ギードとの戦いにも勝利し、なぜ「焔」を裏切ったのかをギードに問い正します。

ギードは「蛇」という言葉を漏らし、帝国の新しいスパイチームで不気味な集団だとクラウスに言い残します。

クラウスもギードの裏切りには事情があることを汲み取り治療を施しますが、その直後ギードは蛇のスナイパー「白蜘蛛(しろぐも)」によって射殺されてしまいます。

ギードは自身の過ちを悟ったからか、最後に「守り抜け、今度こそ」と言い残し亡くなるのでした。

まとめ

スパイ教室の主人公クラウスの過去や焔、師匠ギードや彼が裏切った理由などを解説しました。

まとめると、以下のようになります。

クラウスは貧困街で生まれた孤児で、家族もおらず孤独な日々を送っていた。
師匠であるギードに拾われ「焔」のメンバーとなりスパイの技術を習得した。
「焔」はギードの裏切りによって壊滅。ギードは「蛇」へ加わった。
裏切りの背景は「暁闇計画(ノスタルジア・プロジェクト)」を阻止するため。
ギードはクラウスと「灯」に敗北。最後は「白蜘蛛」に射殺された。

ちなみに「白蜘蛛」は「蛇」を作り上げたキャラで、8巻では「蛇」のボスが「灯」との取引を検討するシーンも描かれます。

暁闇計画も踏まえ、「蛇」と「灯」が今後どのような関わりを見せるのか、目が離せないところですね。

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