ドノバンデズモンドのモデルはヒトラー?正体やスパイファミリーのラスボスも考察

スパイファミリー(SPY×FAMILY)に登場す東国の政治家・ドノバンデズモンド

ロイドの任務であるオペレーション梟(ストリクス)の標的となっているキャラクターです。

作中のラスボスとも言われてますが、年齢など詳細のほとんどは不明。

ヒトラーがモデルとされ、頭部の縫い目についても色々な考察がありますが、その正体は謎に包まれています。

そんなドノバンデズモンドについて考察していきたいと思います!

スパイファミリーのドノバンデズモンドとは?

ドノバンデズモンドは、東国(オスタニア)の野党・国家統一党の総裁です。

アニメでは声優の土師孝也さんが演じられていますね。

詳細は不明なのですが、ドノバンは東国と西国(ウェスタリス)の平和を脅かす危険人物と言われています。

また、「デズモンドグループ」という企業グループのトップという顔もあります。

政界と財界いずれにも影響力を及ぶす、東国きっての実力者と言えるでしょう。

そんなドノバンデズモンドですが、誕生日や身長、年齢などのプロフィールは一切不明。

ただ年齢については推測できるヒントが作中にいくつか見られるので、確認していきましょう。

※参照:スパイファミリーのキャラクター登場人物一覧!年齢や身長から誕生日まで紹介!

ドノバンデズモンドの年齢は55歳前後なのか

まずはドノバンデズモンドの年齢について見ていきましょう。

個人的にドノバンデズモンドの年齢は55歳前後であると考えています。

その根拠は以下の3つ。

ヒトラーがモデルになったと考えられる外見
10年以上前から政界の中枢にいると考えられる。
デズモンド家メンバーとの年齢差

1つずつ解説していきます。

モデルとされるヒトラーの享年は56歳

ドノバンデズモンドのキャラ設定は、ナチスドイツのヒトラーがモデルになったと考えられます。

髭の部分だけでなく、「和平を脅かす危険人物」という点でも共通してると言えますね。

そんなヒトラーが亡くなったのは56歳。

第二次世界大戦で自国の敗北が迫る中自殺したと言われています。

この点から、ドノバンデズモンドの年齢は少なくとも60代ではないと考えています。

作中の60代のキャラと言えば、66歳のヘンダーソンがいますね。

https://twitter.com/k0hqku_Genshin/status/1523980848097538048

白髪の有無からも、さすがにこの2人だとヘンダーソンの方が年上に見えますね。

国家の政権中枢に入れる年齢は40歳以上?

ドノバンデズモンドが総裁を務める国家統一党ですが、東西間で戦争が起こっていた10年前は政権を握っていたそうです。

現在は国民党が与党ですが、どのような経緯で政権交代が行われたのかは明かされていません。

※参照:スパイファミリーの出来事を年表で解説!時系列で話の流れまとめ!

個人的には、ドノバンデズモンドは国家統一党が与党の時から政権の中枢にいたのではないかと考えています。

ドノバンは「デズモンドグループ」という企業グループのトップの顔もあります。

政治活動を行う上での資金も豊富にあったのではないでしょうか。

また、「政権の中枢」にいるにはそれなりの経験が必要だと思われます。

早くても40歳でないと難しいのではないでしょうか。

ドノバンデズモンドが戦争開始時に政権の中枢入りしており、その後10年以上が経過している点を考えると、彼の年齢は50歳以上ではないかと考えています。

デズモンド家3人の年齢にも注目!

ドノバンにはメリンダという妻と、デミトリアスダミアンという2人の息子がいる事が判明しています。

このうちダミアンの年齢は6歳

デミトリアスの年齢は明確には明かされていませんが、作中のあるシーンから13歳と推測できます。

妻メリンダの年齢は不明ですが、外見からすると40代前半くらいでしょうか。

こうしたデズモンド家メンバーの年齢を踏まえると、ドノバンの年齢は40〜50代なのは間違いないと思います。

ただ55歳だとすると、ダミアンが産まれた時の年齢は49歳になりますが…あり得なくもないかな。

ヒトラーと東ドイツのヴァルター・ウルブリヒトがモデル

ヒトラーがモデルとされるドノバンデズモンドですが、作中の時代設定は1960〜70年代となっています。

この時期にはヒトラーは亡くなっており、ナチス政権も崩壊しています。

この点を踏まえると、ドノバンデズモンドのモデルになった人物はもう1人いると考えられます。

その人物とは,この時期の東ドイツで政権を握っていたドイツ社会主義統一党のトップを務めたヴァルター・ウルブリヒトという人物です。

一見そこまで似てる気はしませんが、縦長の顔つきは共通するものはありそうです。

ウルブリヒト政権下の東ドイツではベルリンの壁が建設された事が知られています。

ベルリンの壁は冷戦時代の象徴でもあり、これによってドイツは東西に分裂されてました。

ただその後の東ドイツの経済はある程度成長し、国民の生活はそこそこ豊かになっています。

この点はウルブリヒト政権の功績の1つとされています。

一方で1968年には、改革を進めていた隣国のチェコに軍事侵攻し、この運動を潰した経緯もあります。

この点はドノバンについて語られる「和平への危険人物」という点で共通するものがありますね。

※参照:スパイファミリーの世界・舞台はどこの国?冷戦時の東ドイツがモデル?

ドノバンデズモンドの正体について考察

上で解説したとおり、ドノバンデズモンドは「国家統一党の総裁」と「デズモンドグループのトップ」という2つの顔を持ったキャラクターです。

…というのは表向きの顔で、その正体は別にあるのでは?

ドノバンデズモンドの正体を考察してみたいと思います。

イーデン校の元生徒(インペリアルスカラー)

有力なのは、ドノバンがイーデン校の元生徒(OB)であり、かつインペリアルスカラーにも選ばれていたのではないか?という点です。

その根拠となるのが、原作64話でアーニャが歴代インペリアルスカラーの写真が飾られている部屋を訪れるシーン。

その中にはドノバンらしき人物の肖像画が飾られているのです。

イーデン校には彼の息子2人が通ってますが、この学校には「生徒の親はOBが多い」という設定があります。

ドノバンとイーデン校の関わりについては、今後何かしらの形でフォーカスされるのではないかと思います。

ドノバンは東国の首相や大統領の経験者?

ドノバンは国家統一党のトップである総裁の座にありますが、この政党はかつて政権を握っていたと言われています。

ここから推測できるのは、ドノバンもかつては何かしらの大臣、もしかしたら東国の首相や大統領といった国のトップの座にいたのかもしれません。

ドノバンはデズモンドグループのトップの顔も持っているので、大規模な組織のトップを務められるほど能力が高い人物だとも言えます。

政治家として相当の地位にいたとしても驚きはないですね。

ドノバンデズモンドの頭部の縫い目について

ドノバンの顔を見ると、頭の左右に縫い目のようなものが見られます。

アニメでも縫い目はきちんと描かれてますね。

この縫い目から彼の正体を推測できるかもしれません。

例えば、ドノバンが元軍人で戦争に従軍した際に負傷したというもの。

作中では、ユーリが所属するSSSの中尉やアーニャが持っているぬいぐるみのぺんぎんマンに縫い目が見られるため、何かしら繋がりがあるのかもしれません。

もう1つ考えられるのは、ドノバンがアーニャやボンドのような超能力者ではないか?という点です。

これはアーニャの髪飾りから推測できる考察で、アーニャの髪飾りの下には縫い目があるのではないか。

https://twitter.com/spyfamily_anime/status/1574535441792933888

そしてこのい目こそが超能力者を表すカギではないか…というものです。

一方でこの仮説の欠点として、未来予知能力を持っているボンドに縫い目がない点が挙げられます。

アーニャがなぜ超能力を持っているのかについては作中では明かされていません。

ただ、アーニャを実験体として扱っていた組織のトップがドノバンだった可能性もあります。

この2人は作中ではまだ対面していませんが、もし会う機会があれば明かされる伏線もありそうですね。

※参照:【スパイファミリー】アーニャの正体は人間じゃない?何者かいつバレるかについても

スパイファミリーのラスボスはドノバンデズモンドなのか

ドノバンデズモンドと言えば、スパイファミリー(SPY×FAMILY)の「ラスボスではないか?」と言われています。

一方で善人説があったり、本当は別のラスボスがいるのではという見方も存在します。

個人的には、もし東西間で戦争が勃発した場合はドノバンはラスボスになり得ると考えてますが、恐らくロイドの働きによって戦争は回避されると考えています。

同時にその過程で、ドノバンを操る勢力がいる、もしくはドノバンが戦争を起こさざるを得ない事情が判明する…

といった展開が予想されると読んでいます。

ではスパイファミリーのラスボスは誰なのか?

22年9月時点では情報が少なすぎる気がするのですが、判明してる点をヒントに考察してみました。

「ガーデン」やその敵対勢力がラスボス?

スパイファミリーのラスボスの有力候補としてまず挙げられるのが、ヨルが所属する東国の暗殺組織「ガーデン」の関係者です。

特にガーデンの店長。

暗殺組織のトップ(もっと上の人がいる可能性もありますが)だけあって、一国の政党の党首に対する影響力もそれなりにありそうな人物ではある気がします。

一方、原作8〜9巻でヨルが戦った殺し屋を雇ったレオナルド・ハプーンも有力なラスボス候補の1人です。

このハプーンですが、ボンドやアーニャの回想で登場するプロジェクトアップルの研究員と同一人物ではないかとする見方もあります。

個人的には、現時点ではハプーンがラスボスに一番近い存在ではないかと考えています。

イーデン校関係者がラスボスになる可能性も

スパイファミリーのラスボスとして次に考えられるのはイーデン校の関係者です。

上で解説した通り、ドノバンはイーデン校のOBである可能性があります。

インペリアルスカラーに選出されていた可能性もあり、少なくともドノバンとイーデン校の間には何かしらの関係はありそうです。

ドノバンの背後にはイーデン校のお偉いさんがいる可能性も否定できません。

また、イーデン校は以下の点からプロジェクトアップルとの関わりが指摘されています。

「知恵の甘味」というリンゴを模したスイーツがあり、食べると頭が良くなるとされる
校章がリンゴ
入試会場に現れた飼育舎の牛や豚の存在

「知恵の甘味」の頭が良くなるという点は、人体実験との関連を感じます。

また飼育舎の動物はかなり獰猛で、有能なスパイであるロイドが恐怖を感じるほどでした。

この点から、これらの動物はボンドと同じく動物実験の対象だったのかもしれません。

こうした背景から、イーデン校の関係者の誰かが、今後作中のラスボスとして登場する可能性はありそうです。

※参照:スパイファミリーのプロジェクトアップルとは?アーニャとの関係や研究員について解説

「ヨルのキャラクター設定」はある意味ラスボス?

他にはヨルがラスボスとなる可能性も考えられます。

ヨルはガーデンに所属する「いばら姫」でもありますが、ガーデンは東側の組織であり、西国のWISEに所属するロイドとは本来敵対関係にあるのです。

いずれフォージャー家は互いの正体を知る事になると思いますが、この時2人はどう互いに向き合うのか?

もしくは店長から「黄昏(ロイド)の暗殺」という任務がヨルに下るかもしれません。

この場面を乗り越えるプロセスが、フォージャー家が「本当の家族」になる上での最大の試練になる気もします。

そういう意味では「ヨルのキャラクター設定」は、スパイファミリーのラスボスだと言ってもいいと思います。

秘密警察SSS等ラスボス候補はいくらでも考察できる?

これ以外に考えられるのは、ユーリが所属する秘密警察SSSのボスである局長

登場頻度こそ多くないものの、秘密警察のトップなら一国の政党のトップにも張り合えそうです。

物語が進んで新しいキャラクターが登場するにつれ、ラスボス候補もいろいろ出てきそうですね。

こうしたラスボスっぽいのキャラが登場したら、新しく追記していきますね!

まとめ

ドノバンデズモンドの年齢やモデルとなった人物、作中のラスボスについて考察してみました。

まとめると、以下のようになります。

ドノバンデズモンドの年齢は55歳前後ではないかと思われる。
かつて政権を握っていた国家統一党の総統で、外見はヒトラーと似ている。
東ドイツのトップであるヴァルター・ウルブリヒトもモデルの可能性がある。
正体としてイーデン校OBやインペリアルスカラー選出者、縫い目から元軍人や超能力者説もある。
ドノバンはスパイファミリー(SPY×FAMILY)のラスボスと一部では考えられている。
ガーデンやイーデン校関係者、レオナルドハプーンやヨルがラスボスの可能性も。

ドノバンの詳細は不明な点が多いですが、最近では妻のメリンダが登場。

アニメでも登場したので、原作で近々動きがあるかもしれませんね。

その詳細も少しずつ明かされていくかもしれませんね。

スパイファミリーの漫画を1番安く買える方法は?

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アニメ2期の原作になると思われるクルーズ船編(7〜9巻)をはじめ、ロイドの過去編(10巻)、バスジャック編(11巻)など、原作を一気に読んでみたい、アニメの放送が待ちきれない…!という場合は、スパイファミリーの原作漫画を買って先取りして読んでみるのもいいかもしれませんね。

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