スパイファミリーのテロリスト目的とキースケプラーは何者?声優や時代背景も解説

アニメ・スパイファミリー(SPY×FAMILY)の2期の最初にはテロリストが登場します。

東国のバーリント大学の学生であるキースケプラーをリーダーとしたこの組織ですが、何を目的に活動しているのか、気になりますよね。

この記事では、作中で登場するテロリスト達の目的などについて解説します。

リーダーであるキースケプラーについても、演じている声優さんの情報も含めまとめてみました。

スパイファミリーに登場するテロリストの目的

西国の外相ブランツの殺害

スパイファミリー(SPY×FAMILY)2期の最初に登場するテロリスト達は、原作では4巻(18話)から登場します。

彼らの目的は西国の外相・ブランツの暗殺です。

その方法として、軍用犬に爆弾をくくりつけ、外交のために東国を訪問したブランツを移動中に襲おうと考えてた事が作中では語られています。

テロリストのメンバーは学生が中心。

学生の立場でどうやって軍用犬を入手したのか?という疑問に対して、ロイドはバックに極右勢力や第3国の関与がある可能性を指摘しています。

また、シルヴィアはかつて東国で実施されていた「プロジェクトアップル」との関わりを指摘してますね。

※参照:スパイファミリーのプロジェクトアップルとは?アーニャとの関係や登場する研究員について!

戦争を勃発させること

テロリストの目的はもう1つあります。

それはブランツの暗殺を引き金にして、東国と西国の間に戦争を勃発させること。

かつて戦争をしていた東国と西国ですが、現在は平和が保たれています。

原作3巻では、ブランツが東国の外相と会談する様子がTVで放送されるシーンがありました。

また、東国の政権を担っている国民党も、平和路線を志向してるようです。

一方で作中には東国の人々が西との戦争を訴える場面もあり、戦争の勃発を期待する声も一部あるようですが…

※参照:スパイファミリーのブランツ外相とは。モデルや時代背景も考察!

テロリストのメンバーについて

テロリストのメンバーは若い男性が中心で、数はおおよそ10名ほど。

アニメ13話では女性の声も確認できました。

リーダーのキースケプラーがバーリント大学の学生である点を考えると、東国の学生が中心となって構成された組織だと思われます。

年齢もキースと同じくらいに見えます。
彼の年齢は作中では言及されていませんが、おおよそ20~22歳前後ではないでしょうか。

キース以外のメンバーについては深く解説されていませんが、作中では以下の名前が確認できます。

クリス
作中で尋問されている学生。キースに変装したロイドにアジトの在り処や構成メンバーの名前を明かしている。

ケビン・ノールズ
キム
クリスが氏名を明かした学生。2人とも工学部に在籍している。

カート
メンバーの密談を聴いていたアーニャを背後から問い詰めた大柄な男。

テロリストリーダー「キースケプラー」とは

作中の主要キャラであるキースケプラーについても解説していきます。

学生を装ったテロリストのリーダー

上述しましたが、キースは東国の首都・バーリントにあるバーリント大学の学生。

現代の日本で言えば東京大学の学生に相当するでしょうか。

キースのキャラ設定として特筆すべきなのは以下の3点です。

テログループのリーダーとして10名程のメンバーを率いる。
爆発で時計塔を破壊する計画を立て、扉を開けたら爆発させる仕組みを構築している。
軍用犬の鼻の匂いを通して大臣暗殺を行おうとする。

これを踏まえると、キースは一般人と比べると非常に高い能力を持っているキャラだと言えます。

キースの計画は、最終的にはアーニャ、ボンド、ロイド、ヨルによって阻止されてます。
しかし、フォージャー家の連携がなければ、計画は上手くいっていたかもしれません。

一方、キースが他のメンバーからは「怒らせると面倒」と言われる場面もあります。

キレやすい一面があるキャラだと言えますね。

テログループはあくまで思想が一致しているからまとまってるだけであり、キース個人の人望で成り立っている組織ではない気がします。

キースケプラーは何話で登場する?

キースケプラーはアニメ13話から登場します。

一方の原作では4巻の18話から22話にかけて登場

最後には捕まってしまい、それ以降の登場はありません。

身柄を確保されている点から今後も積極的に登場しないと考えてますが…

仮に東西の戦争が勃発した場合、それを望んだキースの姿が描かれるかもしれませんね。

※参照:スパイファミリーのキャラクター登場人物一覧!年齢や身長から誕生日まで紹介!

キースケプラーの声優:高橋広樹

そんなキースケプラーをアニメで演じられてるのは、声優の高橋広樹さんです。

高橋さんは90年代半ばから声優活動をされているベテランの方。

代表作としては遊戯王の城之内克也役やテニスの王子様の菊丸英二役、ヘタリアの日本役などが挙げられます。

アニメ以外にも、「トップガン」「ギャング・オブ・ニューヨーク」などの洋画や、韓国版「花より男子」などの韓流ドラマの吹き替えもされています。

気付かないうちに高橋さんの声を聴いている方は多いと思います。

アニメ2期のティザーPVでは、初っ端から高橋さん演じるキースの声を聴くことが出来ます。

それがこちら。

テロを行う際の決意を表すシーンですが、仲間にキレたり計画が上手くいかず慌てる彼を高橋さんが演じるのか、今から楽しみですね!

テロリストやキースケプラー視点の時代背景

最後に、学生テロリストやキースケプラーから見たスパイファミリー(SPY×FAMILY)の時代背景についても見ていきましょう。

スパイファミリーの時代設定ですが、作者の遠藤達哉先生は「1960〜70年代の架空の国」と言及されています。

モデルとなった国名について遠藤先生は言及していません。

ただ、「東の国と西の国が対立している」という設定は、この時期の東ドイツと西ドイツの対立に似ています。

この時期の東西ドイツにおける学生運動について調べてみたところ、東ドイツの学生が西ドイツの大臣暗殺を企てたという逸話は見つかりませんでした。

一方、西ドイツでは1968年に大規模な学生運動が勃発した歴史があります。

この運動自体は上手くいかなかったものの、これに関わった人々から環境保護や脱原発、人権問題への関心が産まれた側面もあります。

1968年の学生運動は、現在のドイツ社会にも大きな影響を与えている事で知られています。

この時期には日本も含め、世界中で「スチューデント・パワー」と呼ばれる学生運動が勃発していました。

こうした出来事は、スパイファミリーの時代背景や学生テロリストのキャラ設定おいて、少なからず影響を与えているのかもしれません。

※参照:スパイファミリーの過去の出来事を年表で解説。話の流れもまとめてみた!

まとめ

スパイファミリー(SPY×FAMILY)2期で登場するテロリストの目的やその詳細、リーダーであるキースケプラーのキャラ設定や声優の高橋広樹さんについて解説してきました。

まとめると、以下のようになります。

テロリストの目的は西国のブランツ外相の暗殺でしたが、計画は失敗。
キースケプラーはバーリント大学の学生。優秀だが短気な一面も。
学生テロ組織のモデルはなさそうだが、当時は学生運動が盛んに行われていた。

キースケプラーは最終的に警察に捕まっており、原作ではその後登場していません。

ただ死亡シーンがある訳ではないため、再登場する可能性も全くない訳ではなさそうですね。

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