呪術廻戦に「御三家」の1つとして登場する五条家ですが、作中では悟以外のキャラは登場しません。
そもそも、五条悟の家族構成ってどうなってるのでしょうか?
そこで今回は、五条悟の父親や母親の詳細や、姉がいるのか?について考察してみました。
祖先にあたる菅原道真についても解説します!
目次
五条悟の家族構成:悟以外は不明なので勝手に考察
まずは五条悟の家族構成について見ていきましょう。
と言っても、本編で悟以外の五条家のキャラは登場しません。
そこで以下では、悟の父親や母親がどんな人なのか勝手に考察してみました。
一部のファンの間で噂される、「五条悟の姉」についても考えてみましょう!
五条悟の父親:呪術師としては強くなく教育にも無関心?
まず悟の父親ですが、本編では言及が一切ありません。
ですが、悟の父親がどのような人なのかは、作中の設定をもとにある程度は考察できます。
まず年齢ですが、悟が28歳なので若くても50歳前後、ある程度年齢がいってる場合は60-70歳になるでしょうか。
同じ「御三家」禪院家の親世代キャラとしては直毘人や扇が登場しますが、直毘人は71歳。
扇の外見は60代に見えますので、悟の父親の年齢もそれ位なのかもしれません。
続いて悟の父親の呪術師としての強さですが、作中で「五条家は悟のワンマンチーム」と語られてることを踏まえると、そこまで強くはないと考えられそうです。
少なくとも直毘人・扇より優れた呪術師だとは考えずらいですね。
また、悟への関心や子供の教育への熱心度もそれほどなかった可能性もあります。
本編では、悟の性格が「軽薄で適当」であると述べられてますが、こうした性格に育ったのは家庭内での教育が厳格ではなかった(良く言えば自由奔放だった)可能性が考えられそうです。
また96話では、幼少期の悟が刺客の呪詛師に狙われるシーンが描かれますが、この時の悟は「ザコが見てんじゃねーよ」と述べ、口の悪さを覗かせています。
この点から、悟の父親は息子への躾に無頓着だった(もしくはビビって出来なかった)のではないかと感じますね。
※参照:呪術廻戦に登場する苗字は実在するの?珍しい名字や漢字の読み方も解説
五条悟の母親:伏黒甚爾の回想シーンに登場した?
悟の母親についても作中では言及はなく、どのような女性なのかは23年7月時点では明かされていません。
ただ、原作71話の冒頭2コマで登場する女性が、悟の母親である可能性があります。
この場面は伏黒甚爾の回想で、禪院姓を名乗っていた時期の甚爾が幼少期の悟を興味半分で見に行った時のシーンなのですが、この時悟と一緒に母親らしき女性がシルエットで描かれているのです。
https://twitter.com/ykmeiling8/status/1354319662901673987
この女性は着物を着ており、身長はは188cmの伏黒甚爾と比べると160cm程でしょうか。
髪の毛のてっぺんがお団子ヘアなのも特徴です。
少なくとも歴史ある五条家に嫁ぐ女性ですから、礼儀作法や教養も高いレベルのものを持ってる可能性はありそうです。
美形の悟を産んだことを踏まえると、容姿もかなり優れてるかもしれません。
ただ上記の女性が悟の母親である確証はなく…もしかしたら五条家で働く家政婦のような存在かもしれません。
五条悟に姉がいるのかを考察してみた
父母を含め、五条悟の家族構成は作中で語られておらず一切不明。
五条悟の家族構成に関して、ファンの間では「悟には姉がいるのでは?」という考察もなされています。
根拠としては、悟は高専時代から女慣れしたモテ男であり、それは姉のような同世代の女性が幼い頃から身近にいたからでは?というもの。
高専時代の悟は星漿体の少女・天内理子をお姫様抱っこしたり、世話係の黒井美里(31)ともフランクに接しています。
理子が通ってる廉直女学院の女学生からはイケメン扱いされ、女性教師からもさり気なく電話番号を教えられるなど、そのモテ具合は異常レベル。
また、呪術廻戦の作者・芥見下々先生は五条について「一人の女性に誠実になる想像がつかない」と述べられています。
芥見先生のこの五条評は、裏を返せば五条が女性に対して良くも悪くも冷めてることを示してると言えるでしょう。
高校生のうちにこの境地に達するのは、やはり身近に年が離れてない女性がいたからでは…
だからこそ悟には姉がいるのでは?という考察に繋がっているようです。
悟の実家である五条家は「呪術界御三家」と言われるだけあって、経済的に困ってることは無い気がします。
なので子育ての環境にも困らない気もしますが…
余談ですが、二次創作の中には悟の姉が登場する作品も見られます。
「五条悟 姉」で検索すると出てくるので、気になったら読んでみるのもいいかもしれませんね。
五条悟の祖先について解説。菅原道真はどんな人?
五条悟の祖先と言えば、「日本三大怨霊の1人」と称される菅原道真(すがわら の みちざね)の名前が挙がりますよね。
菅原道真は平安時代に実在した歴史人物ですが、五条悟とはどのような繋がりがあるのでしょうか?
以下では五条悟の祖先である菅原道真や、道真が五条家とどう繋がっているのかを、実際の歴史をもとに解説していきます。
「学問の神様」かつ「日本三大怨霊」の1人
五条悟の祖先である菅原道真は平安時代(845-903年)の貴族で、優れた政治家、学者として知られている人物です。
道真は幼い頃から賢く、当時の天皇からも深く信頼されており、出世のスピードも速かったと言われています。
しかし、道真の出世を妬んだ同僚の藤原氏の策略により、道真は京都から九州の太宰府へ左遷されてしまい、同地で亡くなります。
https://twitter.com/RisaKawasaki/status/1514178684336603137
その後、道真を左遷させた藤原氏の人々が次々と亡くなったため、当時の人々 道真を学問の神様である天満天神(てんまんてんしん)として祀る一方、「日本三大怨霊」として道真の霊を畏れたのでしたのでした。
呪術廻戦の世界で、菅原道真は「超大物の呪術師」と称されてますが、 その背景にはこうした史実があったと考えられます。
また、作中で五条悟は呪術高専の教師をしてますが、この点は祖先である「学問の神様」道真の血を引いてる証だなと感じてしまいます。
余談ですが、悟の遠縁にあたる乙骨憂太にとっても菅原道真は祖先にあたりますね。
※参照:【呪術廻戦】乙骨(おっこつ)という苗字は実在するの?有名人や乙骨憂太の名前の由来も
菅原道真と五条家の関係:道真の10代後の子孫が五条家の開祖
呪術廻戦の世界では、菅原道真は五条悟の祖先として語られています。
背景としては上で解説した「怨霊→呪術」という点が挙げられますが、それとは別に道真の子孫が実在する五条家の開祖となった点が挙げられます。
菅原道真には男女あわせ20人以上の子供がいたとされ、その子孫は貴族や学者となり、今も続いている家も少なく有りません。
そして、道真の後を継いだのは長男の菅原高視(たかみ)でした。
高視は父・道真と同様、藤原氏によって土佐国(現在の高知県)に左遷されてしまいます。
しかし5年あまりで許され、京都に帰還。
その子孫は貴族となり、五条家もその中から派生した産まれた家系です。
五条家の開祖は菅原道真の10代後の子孫で、鎌倉時代を生きた(1208-1285年)五条高長という人物です。
この五条高長の系統はその後も続き、現代は五条為義氏が26代目当主を務められています。
こうした背景を理解していると、呪術廻戦の世界や五条悟の家族構成についての考察がより深みを帯びてきますよね。
なお、五条家については以下の記事で詳しく解説してますので、もっと詳しく知りたいと思われた方は見てみてください。
※参照:【呪術廻戦】五条家は3つも実在した!家紋や子孫の現当主も解説
まとめ
五条悟の家族構成について、父親や母親、姉の考察や、祖先にあたる菅原道真について解説しました。
まとめると、以下のようになります。
・呪術廻戦で五条悟の家族構成や父親、母親に関する詳細は言及されていない。
・過去の回想シーンで、悟の母親らしき女性が登場する場面がある。
・女性慣れしてる点などから、五条悟には姉がいるのでは?と一部のファンの間で言われている。
・五条悟の祖先は平安時代に活躍した「学問の神様」こと菅原道真。
・菅原道真の子孫は「五条」姓を名乗っている。五条家は実在しており現在も続いている。
五条家、悟以外のキャラがいつか登場するのか…と思いながら本誌見てますが、登場する気配もないですね。
完結もそこまで遠くない気もするので、誰か1人でも出てきたら面白いですが…濃いキャラだと物語のバランスが崩れる気もするので難しいのかも。
悟の姉がもし登場するなら、弟と同様、美形になるのかも気になりますね!
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このうちアニメ2期で扱うのは16巻の渋谷事変までと思われ、それ以降は新章の「死滅回遊編」がメインとなっています。
本編未登場の乙骨憂太や、呪術高専3年の秤金次など未登場キャラクターも登場。個性的な新キャラも登場し、「懐玉・玉折編」や「渋谷事変編」とは違った面白みがある章です。
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