2023.02.12 トライガン

【トライガン】レガートブルーサマーズの強さを解説！最強なのか過去や最後についても

トライガンに登場するレガートブルーサマーズ。

ナイブズの腹心で「人類最強」と言われる程の強さを誇るレガートですが、一体どのようなキャラクターなのでしょうか。

過去やその最後も含めて気になる点が多いですよね。

今回はトライガンのレガートブルーサマーズについて、原作や旧アニメ版の違いも交えご紹介します。

トライガンのレガートブルーサマーズとは？

レガートブルーサマーズは原作や旧アニメ版ではラスボスの前座的なキャラ。

作中のラスボスであるナイブズの腹心で、彼に絶対的な忠誠心を抱いています。

ナイブズが選手したGUNG-HO-GUNSの面々をを率いており、彼らより格上の存在。

GUNG-HO-GUNSのメンバーで、同じくナイブズに忠誠を誓うオカマ・エレンディラからはその立ち位置を嫉妬される場面も描かれるほど。

また単独で動く場面もあり、ヴァッシュに危害を加えたことで、ナイブズの逆鱗に触れる場面もありました。

外見としては端正な顔立ちと青い髪が特徴。

旧アニメ版では後述する強さの設定は変わってますが、外見など大まかな部分は踏襲されています。

また「トライガンスタンピード」では、見た目が若干若返ってる印象を受けますね。

CVは「トライガンスタンピード」では声優の内山昂輝さん、旧アニメ版では関俊彦さんが演じられています。

→トライガンスタンピードのキャラクター一覧まとめ！ミリィがいない理由も考察

レガートブルーサマーズの強さについて

レガートブルーサマーズの強さは「人類最強」と言われいます。

実際のところはどうなのでしょうか…？

レガートの強さや、トライガンの最強キャラについて見ていきましょう。

相手を操る能力とヴァッシュと互角に闘う身体能力

まずは原作におけるレガートの強さですが、大きく2つのポイントがあると言えます。

まずは「単分子鎖ナノ鋼糸」という、極細の鋼糸を用いた相手を操る能力。

レガートはこの糸を相手に指すことで、その肉体を限界を越えて操作することが可能です。

生きてる人はもちろん、死者やワムズ、プラントのような人間以外のものでも操れるのが強み。

その射程範囲は大都市全てをカバーする程で、能力が未熟な時でも同時に1000人に影響を与えていました。

また物語初期では、トラックの中に人を閉じ込めて圧死させたシーンも描かれていました。

この場面は多くのファンのトラウマとなったようです…

「トライガンスタンピード」でも人を操る能力は踏襲されてるようで、ウルフウッドの肉体を浮かせ操っていた場面が描かれてましたね。

またレガートは身体能力も抜群で、「ゲルニカ」という数百kmの重さがある巨大鉄球を操ることも可能です。

その強さは「人外」で作中最強キャラでもあるヴァッシュの攻撃を避け、その背後に回り込む程。

→【トライガン】ヴァッシュザスタンピードの正体はプラントの自立種！黒髪化や性格についても

旧アニメ版では、単分子鎖ナノ鋼糸やゲルニカの設定は描かれてませんが、人を操り死に至らしめる設定は同じ。

能力の詳細についてはヴァッシュの左腕を移植され、プラントの能力を使用してるという設定になっています。

レガートが人類最強と言われる理由：ヴァッシュとナイブズ以外で最も強いキャラだから？

レガートブルーサマーズは「人類最強」と言われますが、実際どうなのでしょうか。

改めて確認していきましょう。

まずトライガンの最強キャラ候補ですが、以下の５人が思い浮かびます。

・ヴァッシュ
・ナイブズ
・エレンディラ
・ラズロ
・レガートが思い浮かぶ。

この中でGUNG-HO-GUNSを率いるレガートは、その最強メンバーであるエレンディラから「別格」と言われる程の存在。

同じGUNG-HO-GUNSのメンバーで、パニッシャーを３本使えるラズロも最強候補で、そのエレンディラをも倒しています。

ただそれは、元の人格であるリヴィオと協力した結果でしかありません。

→【トライガン】リヴィオ・ザ・ダブルファングの武器やウルフウッドとの関係は？ミカエルの眼やラズロについても

少なくともエレンディラやラズロよりレガートは強いでしょうし、この点からレガートが「人類最強」と言われるのには納得がいきます。

ただレガートが「人類最強」と言っても、プラントから生まれたナイブズとヴァッシュを凌ぐ強さを持っているかは疑問です。

レガートは「フィフスムーン」事件でヴァッシュと対峙したますが、この時はナイブズの怒りを買い、押し潰され活動出来なくなった場面も描かれています。

後述するようにヴァッシュとは互角に戦ってるものの、最終的には敗北。

これらを踏まえると、レガートは「人類最強（ただしプラントは除く）」と言える気がしますね。

レガートブルーサマーズの過去：名無しで金持ちの慰み者だった

ここからはレガートブルーサマーズの過去について解説していきます。

レガートは奴隷だった過去を持っており、その境遇を脱出しようとして関係者を皆殺しにしようと企てます。

ちなみにこの時から糸によって人を操る能力は持っていた模様。

しかしレガートの企ては失敗してしまい、またイケメンだったこともあり持ち主から陵辱され、命の危機に晒されてしまいます。

丁度その時、レガートがいる場所の周辺の人々をナイブズが虐殺して回っていました。

レガートの持ち主もこの時殺されますが、一方のレガートはナイブズによって命を助けられます。

このためレガートはナイブズに恩義を感じ、以来彼に忠誠を誓うようになりました。

また当時の彼は名前すら持っていない状態でしたが、この時ナイブズから「レガート・ブルーサマーズ」という名前を与えられています。

ただナイブズは「人類」そのものを嫌っており、実はレガートのことも道具としか思っていません。

レガート自身もそれを気づいてるようですが、ナイブズへの忠誠が揺らぐことはありませんでした。

自身が率いるGUNG-HO-GUNSのメンバーに、ナイブズへの忠誠心を試す場面もありました。

一方でレガートはナイブズとは違い「人類」を嫌ってる訳ではなく、時には気まぐれで人間の命を助けたりもしています。

→【トライガン】ミリオンズ・ナイブズの正体とは？引き起こした事件や最後どうなったか解説

レガートブルーサマーズの最後：ヴァッシュに不殺の咎を外させた

最後に、レガートブルーサマーズの最後について見ていきましょう。

レガートの最後は原作と旧アニメ版で異なりますが、本筋は似てると言えます。

結論としてはヴァッシュによって殺されており、彼の不殺の咎が唯一外れたシーンとして位置付けられています。

また、そこに至る原因としてレガートがヴァッシュの近くにいる人に手をかけそうになった事が挙げられます。

原作のレガートはヴァッシュに敗北後、自身を殺させようとしますが、不殺を心情とするヴァッシュは躊躇ってしまいます。

するとレガートはリヴィオを人質に取り、ヴァッシュに選択を迫ります。

ヴァッシュにとってのリヴィオは、ウルフウッドが自身の命を引き換えに守った存在。

そのためヴァッシュはやむを得ずレガートを射殺。

結果としてレガートはヴァッシュの不殺の咎を外し、彼の心を折ることに成功するのでした、

この時レガートが述べた「選んで折れろ 夢見る聖者よ」は、作中の屈指の名言として有名です。

→【トライガン】ヴァッシュが不殺を貫く理由とは？不殺主人公や他作品への影響も解説

旧アニメ版でも大まかな設定は同じです。

レガートはヴァッシュと戦い、敗北後に自身を射殺させ、その心を折っています。

ただ人質となる対象がメリルとミリィになっている点が異なっていると言えますね。

まとめ

トライガンのレガートブルーサマーズについてご紹介しました。

まとめると、以下のようになります。

・レガートはナイブズの腹心で、GUNG-HO-GUNSの統率者でもある。
・遠隔操作能力や「ゲルニカ」と呼ばれる鉄球を使い、その強さは人類最強と言われる。
・容姿淡麗な顔つきをしているが、それ故に金持ちの慰み者となった過去を持つ。
・人類の殲滅を企てるナイブズに協力するが、自身は人類への恨みがある訳ではない。
・原作、旧アニメ版とも最後はヴァッシュと戦い敗北。その不殺の枷を外す役割を担った。

レガートは「トライガンスタンピード」でも登場します。

ナイブズに協力しており、ウルフウッドを遠隔操作するなど設定に大きな変化はない模様

原作や旧アニメ版に比べ若くなったような気もしますが…

ヴァッシュと闘う場面も描かれるのか、今から楽しみですね。

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