【葬送のフリーレン】ヒンメルの強さや勇者の剣を抜けなかった理由は?生まれ変わりの可能性も考察

葬送のフリーレンに登場する勇者ヒンメルですが、生前の強さはどれ位だったのでしょうか。

彼が抜けなかったとされる勇者の剣についても気になるところ。

また、ファンの間ではヒンメルが生まれ変わる展開も噂されてますが実際はどうなのでしょうか?

この記事ではヒンメルの強さや勇者の剣、彼が生まれ変わる可能性について考察していきます。

ヒンメルの強さ:詳細不明だが幅広い実力を持っていた?

ヒンメルの強さですが、実際のところは回想シーンから想像するしかなく、その実力がどれ程のものだったのかは不明です。

「10年間をかけ魔王討伐に成功」「パーティー4人誰も欠けることなく五体満足で生還」したことを踏まえると、相当強かったことは確実ですが、その中身については何とも言えないところがあります。

勇者としてパーティーを束ねる立場であったことから、個人としてよりもチームプレイで強さを発揮するタイプだった可能性はありそうですね。

この点で言うと、人との関わりが少なかったフリーレンは個人プレイで強さを発揮するタイプだったのかな?とも思ってしまいます。

ヒンメル個人としての強さで言うと、素早さと剣技に秀でていたタイプだと考えられます。

原作14話では、村を焼き討ちにして村長の娘を人質に取っていた魔族を、ヒンメルが一瞬のうちに倒す描写があり、その素早さが伺えます。

剣技については、スピンオフ「勇者ヒンメルの冒険譚」において、幼少期のヒンメルが「勇者の剣」を振るい、ハイターと共に魔物を倒す姿が描かれています。

※参照:【葬送のフリーレン】ハイターの年齢や強さは化け物レベル?フリーレンやザインとの関係についても

https://twitter.com/FRIEREN_PR/status/1660481435680268288

このスピンオフでヒンメルはハイターから「ヒンメルみたいな人が本物の勇者になれるのでしょう」と言われています。

魅力、カリスマ性についても当時から申し分なかったでしょうね。

上記を踏まえると、ヒンメルの強さはどれか1つの専門性に特化したというより、剣技・素早さ・チームワーク・カリスマ性など様々な面をバランス良く兼ね揃えていた所にあると考えられそうです。

ヒンメルの武器「勇者の剣」について

上で解説しましたが、ヒンメルは「勇者の剣」と呼ばれる剣を持って闘っています。

しかし、ヒンメルが持っていた勇者の剣は偽物

本物は別にあるのですが、彼は使えませんでした。

以下では葬送のフリーレンに登場する「勇者の剣」について解説していきます。

偽物だったがヒンメルは気にせず使い続けた

ヒンメルは幼少期から「勇者の剣(偽物)」を使っていました。

かつてヒンメルは、故郷の村を訪れた旅の行商人を魔物から助けたことがあり、そのお礼として貰ったのが「勇者の剣」だったのです。

ヒンメルはこの剣について「偽物の剣であっても魔王を倒せば本物も偽物も関係ない」と気にせず、魔王討伐において使い続けてきました。

では、本物の勇者の剣がどこにあるのかと言うと、原作25話で登場する「剣の里」の近くの聖域に刺さっています。

この剣は女神様が授けたと言われており、歴史上の様々な英雄が抜こうとしたが抜けなかったと言われています。

一方、魔物にとって勇者の剣は恐るべき存在であるようで、破壊しようと聖域の近くに集まっているのだとか。

ヒンメルも80年前、勇者の剣を引き抜こうとしたのですが失敗しています。

しかし、人々の間ではヒンメルは勇者の剣を引き抜いたと伝わっています。

どうやら「勇者の剣を勇者が抜けなかった」という事実は、ヒンメルを英雄として扱いたい人々にとっては不都合な事実だったようですね。

ヒンメルが勇者の剣を抜けなかった理由を考察

ヒンメルは勇者の剣を抜けなかった理由についても考えてみましょう。

勇者の剣を抜く条件ですが、25話で剣の里の里長が述べています。

引き抜けるのはこの世界を滅ぼす大いなる災いを打ち払う勇者のみ」とのこと。

個人的には「この世界を滅ぼす大いなる災い」というフレーズが気になります。

ヒンメルが倒した魔王は「大いなる災い」ではなかった可能性がありそうですね。

魔王は「人類との共存」を臨んでいた節があるようですが、そのキャラ設定は23年時点では明かされておらず、現時点では何とも言えないところ。

少なくとも勇者の剣は魔王を倒すための剣ではない気がします。

また、作中でヒンメルより前に活躍したとされる南の勇者も勇者の剣を持っている描写もないため、恐らく彼も抜けなかったのだと思われます。

今後、作中において「この世界を滅ぼす大いなる災い」に相当する出来事が語られる可能性はありそうですね。

その時に誰が剣を抜くのか…

フリーレンやシュタルク辺りが考えられそうですが、今後登場する新キャラかもしれませんね。

ヒンメル生まれ変わりの可能性はある?

話をヒンメルに戻すと、ファンの間ではヒンメルが生まれ変わる展開が予想されています。

実際のところはどうなのでしょうか。

「ヒンメルの生まれ変わり」に派生した気になる2つのトピックについても見ていきましょう!

葬送のフリーレンは転生モノではない

23年時点では、ヒンメルの生まれ変わりのキャラは登場していません

そもそも「葬送のフリーレン」はいわゆる「転生モノ」ではなく、現時点で転生者は登場していません。

物語の大筋としても、フリーレン一行の目的は魂の眠る地(オレオール)でヒンメルの魂と会話することとされています。

もしヒンメルが生まれ変わると、物語の世界観が崩れる気がしますね。

総じて、今後ヒンメルの生まれ変わりのキャラが登場する可能性は低いと思います。

では、なぜヒンメル生まれ変わりの話が出たのか。

それはヒンメルの強さ、物語における存在感から「どこかのタイミングで再登場するのでは?」と一部のファンが考えたためだと思われます。

それだけ物語における重要キャラだと言えますね。

ただ、ヒンメルの生まれ変わりに派生して気になる点が2つあります。

以下で見ていきましょう。

女神の石碑によるタイムスリップの可能性

1つ目は、107話以降に描かれたフリーレンが過去にタイムスリップしてる話。

北部高原のキーノ峠にある「女神の石碑」を解析しようとしたフリーレンは、ヒンメルが23歳だった頃の世界に移動しています。

その後フリーレンは「過去を変えたらフェルンやシュタルクの存在が消える」と考えています。

葬送のフリーレンの世界にはタイムスリップの概念がある。

とすると、生前のヒンメルが現代に現れる展開も今後あり得るかもしれません。

女神の石碑編は現在連載中で、空間転移など気になる要素も出ててますので、今後の展開で新しい考察が出来るか待ちたいところですね。

ヒンメルはフリーレンの師匠フランメの生まれ変わり?

もう1つは、フリーレンの師匠フランメがヒンメルの生まれ変わりではないかという説。

この話の根拠は、「ヒンメル」と「フランメ」の読み方が似てることから考えられます。

2人の名前をローマ字にすると、最初の「H」と、名前の「ンメ」が重なることが分かります。

Hinmeru(ヒンメル)
Huranme(フランメ

※参照:葬送のフリーレンのキャラクター登場人物一覧!年齢や由来となったドイツ語の意味も解説

フリーレンに影響を与えた人間キャラ」という点でもこの2人は共通しており、ヒンメルとフランメには何かしら接点があるのかもしれません。

23年時点でこの2つは仮説に過ぎませんが、今後このあたりの話題に派生した展開が描かれるかもしれませんね。

まとめ

葬送のフリーレンに登場する勇者ヒンメルの強さや勇者の剣、ヒンメルの生まれ変わりの可能性についてご紹介しました。

まとめると、以下のようになります。

ヒンメルは剣技や素早さに優れる。魔王討伐も五体満足で終わらせており相当強かったと思われる。
ヒンメルは本物の「勇者の剣」を抜けなかったが、後世の人々は剣を抜いたことにしていた。
「葬送のフリーレン」という作品の設定から、ヒンメルが生まれ変わる可能性は低いと思われる。

フリーレンに大きな影響を与えた勇者ヒンメル。

回想シーンよく登場するキャラである一方、物語の展開上明かされていない設定も数多く存在していそう。

フリーレン一行が魂の眠る地(オレオール)でヒンメルの魂とどのような会話を交わすのか、今から楽しみですね!

葬送のフリーレンの漫画を1番安く読む方法は?

アニメ化で話題の葬送のフリーレン。漫画も読んでみたいと思ったことはありませんか?

葬送のフリーレンの漫画は、現時点で全11巻が刊行されています。

アニメで扱う範囲は未定ですが、個人的には4巻のザインと別れるシーンまでと予想。

その次の「一級魔術師試験編」が長丁場なので、きりが良いと思います。

また、「黄金郷編」も読み応えがあり、作品の理解を深めるためにも原作漫画で早めにキャッチアップしておくのもおすすめです。

23年現在、電子書籍サービスを活用することで「葬送のフリーレン」全11巻を最安値の3,610円で読むことができます。

葬送のフリーレンの漫画を安く読む方法は?電子書籍で全11巻を安く買う方法も解説

↑の記事では、葬送のフリーレンの漫画を最安値で読める方法を解説してますので、興味があれば見てみてください。