2023.04.12 推しの子

【推しの子】星野アクアマリンと星野ルビーの漢字に意味ある？誕生日も誕生石などから考察

推しの子に登場する星野アクアマリンと星野ルビーですが、なぜこんな名前になったのでしょうか？

名前の漢字や意味も気になりますよね。

実はアクアマリンとルビーは「誕生石」という共通点があるのですが…

2人の誕生日も気になりますね。

今回は星野アクアマリンと星野ルビーの名前の漢字について、2人の誕生日がいつなのかも交え考察していきます。

星野アクアマリンと星野ルビーの名前の漢字について

まずは星野アクアマリンと星野ルビーの名前の漢字や、何か意味があるのかについて考察していきます。

読み方は愛久愛海（アクアマリン）と瑠美衣（ルビー）

この2人の漢字ですが、それぞれ愛久愛海（アクアマリン）と瑠美衣（ルビー）と書きます。

いわゆるキラキラネームというものですね。

「愛久愛海（アクアマリン）」については名前は長すぎるのか、作中の登場人物やファンの間では「アクア」と略されて呼ばれるのがほとんど。

母親のアイですら「アクア」と呼んでる場面もあるので、「アクアマリン」という名前は色々と無理がある名前のような気が…。

そんな自分の名前を、アクアは「ダメージが大きい名前」「今からでも変えて欲しい」考えています。

長すぎて言いづらい点や、彼の前世の名前が「吾郎（ゴロー）」だったことを踏まえると、アクアがそう思うのも無理はないですね。

一方の「瑠美衣（ルビー）」ですが、アクアマリンに比べると言いにくい点はないですね。

アクアは妹の名前について「ややダメージの少ない名前」と考えてるようです。

ルビー本人は自分の名前を嫌がってる描写はないので、本人としては結構気に入ってるのかもしれませんね。

漢字に意味はあるのか考察

それでは、愛久愛海（アクアマリン）や瑠美衣（ルビー）という漢字には何か意味があるのでしょうか？

この点について、母親のアイがどのような気持ちで子供たちの名前を付けたかは作中では明かされていません。

そのため、ここからは完全に考察となりますが…

まず「愛久愛海（アクアマリン）」ですが、「愛」という漢字が2つも入っているのが目を引きます。

1つの漢字を2つも入れた名前、現実世界でもそうそうない気がしますね。

「久」については、強引に意味づけすると「愛情が久しく続くように」となるでしょうか。

母親のアイは実母の虐待を受けて育ち、愛情を知らずに育ったことが述べられています。

こうした点から、子供には愛情がずっと注がれるようにと祈ったとしても不思議ではないですね。

また、母親である星野アイも愛と同様に「あい」と読みますが、こちらもどのような漢字なのかは明らかになっていません。

もしかしたらアイは「愛衣」と読み、自分の2文字をそれぞれの子供に付けたのかもしれません。

ルビーの漢字「瑠美衣」の由来は、愛衣の「衣」なのかも。

また「瑠美衣」を直訳すると「瑠璃色の美しい衣」となりますが…

この点から名前の由来を解釈するのは難しそう。

手がかりになるのは「愛」と「衣」の2文字かなと感じます。

アイはキラキラネームに抵抗がなかった？

「キラキラネーム」という観点から、愛久愛海（アクアマリン）と瑠美衣（ルビー）という名前について考えることも出来るように思えます。

例えば以下の点は考えられないでしょうか。

・アイはキラキラネームを使うのに抵抗がなかった
・むしろキラキラネームにこだわっていた
・「キラキラネーム」という概念がなかった

これらの根拠となるのは、原作28話で黒川あかねが行ったアイのプロファイリングです。

プロファイリングとは犯罪捜査で使われる、犯人像を推理するための技法のこと。

捜査の過程で得た情報をもとに犯人の年齢や人柄、生活習慣などを推理していく方法ですが、あかねはこの手法を役作りのために活かしています。

あかねは恋愛リアリティーショーに出演するにあたり、アクアの好みのタイプの女性を演じる必要がありました。

そこであかねや他の出演者はアクアに好みのタイプを聞き、その過程でアクアは母親のアイの名前を出します。

こうしてあかねは役作りのためにアイの情報を調べ、プロファイリングを実施。

アイに関する様々な情報を導き出したのですが…

その中には、以下の内容がありました。

・愛情の抱き方に偏りあり
・破天荒な言動
・無頓着さと過度な執着
・思春期の段階で性交渉があった子特有のバランスの悪さ。
・発達障害の傾向。教育レベルは低め

こうした点から、アイはキラキラネームを使うのに抵抗がなく寧ろこだわっていた。

もしくは「キラキラネーム」という概念そのものを理解していなかったという可能性もありそうです。

この辺りはあくまで考察に過ぎませんが…

ただ、あかねによるプロファイリングは、アイという女性を知る上で重要なヒントになってるのは間違いないとは感じますね。

あかねのプロファイリングによる結果が、今後何かしらの伏線となってくる気もするので、こちらも注目していきたいところです。

アクアマリンの漢字は藍玉や水宝玉。ルビーは紅玉とも

余談ですが、アクアマリンとルビーの本来の漢字は

・アクアマリン：藍玉（らんぎょく）、水宝玉（すいほうぎょく）
・ルビー：紅玉（こうぎょく）

このように書きます。

藍玉とは藍（アイ）の葉を用いた染料（せんりょう）で、江戸時代には頻繁に使われていたことが知られています。

「アクアマリン→藍玉→藍→アイ→星野アイ」と連想出来なくもないですが…

もう１つの水宝玉ですが、こちらは言葉自体には特に意味はないようです。

「アクア（水）やマリン（海）の宝石」という意味を、ちょっと意訳した言葉な気もします。

また紅玉とはルビーの他に同名のリンゴがあることで知られており、日本には明治時代にもたらされました。

現在では製菓用として根強く使用されてるようです。

藍玉が少し気になるものの、総じて「推しの子」にはあまり関係気もしますが…どう思われますか？

星野アクアマリンと星野ルビーの誕生日について

続いて、星野アクアマリン（愛久愛海）と星野ルビー（瑠美衣）の誕生日がいつなのか考察していきます。

「アクアマリン」と「ルビー」の誕生石や、その意味についても見ていきましょう！

誕生日は不明だが4〜6月頃と考えられる

星野アクアマリンと星野ルビーの誕生日はいつなのでしょうか？

実は2人の誕生日については作中で明確には言及されていません。

アクアとルビーは双子なので、同じ日に生まれたとは考えられますけどね。

また、時期についてもある程度は推測できます。

原作1話で、妊娠20週のアイはアクアの転生前の姿であるゴローが勤務する宮崎の病院へ訪れています。

そこで、2人が夜風に当たりながら会話するシーンがあるのですが、この時アイはダウンジャケットを羽織っていました。

そんなアイに、ゴローは「夜風が体に障りますよ」と忠告。

こうした点から、20週時点でのアイが妊娠20週時点の季節は秋～冬と推測ができます。

時期としては11～12月頃でしょうか。

その後5ヶ月が経過し、予定日である40週が訪れますが、この時のアイがTシャツを着ているコマが存在します。

一方アイが長袖を着てる場面もありますし、ゴローや同僚の看護師が着ているのは長袖。

温かいが暑くはない時期だったのでしょう。

4～5月頃だと考えていい気はします。

他にはアニメ化が発表された6月10日が、2人の誕生日と考える方もいるようです。

こちらも時期的にはギリギリ有り得そうだと感じますね。

アクアマリンやルビーの誕生石の意味は？

これ以外では、アクアマリンは3月の、ルビーは7月の誕生石として知られています。

https://twitter.com/jewelilychan/status/1637319515037110277

この間である5月が2人の誕生日…と考えられる気もしなくもないですね。

またいずれも「石言葉」という、宝石に対する花言葉のイメージのような意味合いが存在します。

まずアクアマリンですが、「幸福」「聡明」「富」といった意味があります。

夫婦や恋人といった人間関係に恵みを与えてくれるとされ、結婚や出産のお祝いとして贈られる機会も多い宝石として有名ですね。

日本では結婚4周年記念に贈る宝石としても知られています。

一方のルビーは「情熱」「良縁」「勝利」を表しています。

恋人への贈り物として使用される他、身につけることで富や名声を得ることができると信じられてきた歴史があります。

また結婚40周年は「ルビー婚」と言われており、苦楽を共にしたパートナーへ贈る宝石としても知られています。

このようなアクアマリンやルビーが持つ意味を、アイが知っていた可能性はありそうですね。

そしてアイは、子供の名前に「アクアマリン」「ルビー」と付けたい強い意思があった。

そこから強引に漢字を当てた…という見方もあると思います。

まとめ

星野アクアマリンと星野ルビーの名前や漢字に意味はあるのか、2人の誕生日について解説しました。

まとめると、以下のようになります。

・アクアマリンは漢字で「愛久愛海」、ルビーは「瑠美衣」と書く。
・漢字の意味は不明。アイの名前が「愛衣」で、字を2人に分けたのかも。
・母親のアイがキラキラネームへの抵抗、認識がなかった可能性もありそう。
・アクアマリンは3月の、ルビーは7月の誕生石としても知られる。
・2人の誕生日は不明だが、4～6月ごろの可能性が高い。

推しの子は複数の謎が含まれる作品ですが、アクアマリンやルビーという名前にも何か意味があるのか、については23年4月時点では不明です。

アイはキラキラネームを使うことに抵抗がなかったのか、それとも「アクアマリン」「ルビー」という名前に強いこだわりがあったのか。

今後の物語の中でこれらが明かされるのかにも注目したいですね。

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